乾燥肌知らずになる食べ物
乾燥で肌がカサカサになると、化粧のノリが悪くなったり、ニキビやシワなどの肌トラブルを引き起こす原因に…。そこで、乾燥肌によい成分をもつ食材があるのをご存知でしょうか?今回は肌の乾燥によい食べ物ベスト3をご紹介します。
乾燥肌によい食べ物ベスト3
第一位 アボカド
アボカドは、「森のバター」と呼ばれるほど栄養価が高い食べ物で、セラミドの生成に必要なリノール酸やリノレン酸が含まれており、これらの脂質が角質層を保護して乾燥肌を防いでくれます。また、肌荒れや乾燥肌を防ぐビタミンA、乾燥肌でのシワを防ぐビタミンC、肌細胞の新陳代謝を活発にして乾燥を防ぐビタミンB2やビタミンEなど、肌に必要な栄養がバランスよく含まれています。
第二位 納豆
納豆には、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれています。この成分はコラーゲンの生成を助けるため、肌の乾燥を防ぐことにつながります。また、肌のうるおいを保つタンパク質やビタミンB2、ビタミンE、肌の新陳代謝を活発にし、健康に保つ亜鉛なども含まれています。
第三位 アーモンド
アーモンドも非常に栄養価が高く、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれている食べ物です。なかでも、抗酸化力の高いビタミンEが豊富です。また、乾燥から肌を守るオレイン酸が70%も含まれています。
タンパク質不足も原因に
タンパク質の不足は、肌のターンオーバーを乱します。そうなると、肌の水分保持力が下がり、乾燥肌につながります。タンパク質を十分に摂るには、1日3食をきちんと食べることが重要となります。では、どのように食べたらいいのかを、次に詳しくみてみましょう。
【朝食】……バタバタして忙しい朝は、パンと牛乳、おにぎりとお茶など、手軽に食べられる炭水化物がメインの食事になりがちです。卵料理や納豆などの大豆料理、ウインナーやベーコンなどの肉類、焼き魚など、タンパク質が豊富なメニューを加えるようにしましょう。
【昼食】……昼食はパスタやうどんなど、朝食と同じように炭水化物が主役のメニューを選びがち。これだとタンパク質が不足してしまいます。肉か魚料理をメインとした、定食スタイルのメニューを選ぶようにしましょう。
【夕食】……夕食には、良質のタンパク質とその仕事を助けてくれるビタミン類を、たっぷり摂ることが重要となります。それは、夜の寝ている間に肌や全身の細胞が合成や回復をするからです。ただし、就寝2時間前までには食べておくようにしましょう。寝る直前に食事をしてしまうと、血糖値が上がり寝ている間に肌を回復させる成長ホルモンの分泌が低下してしまいます。
おいしく食べて乾燥肌知らずに
これからますます朝晩の冷えが厳しくなるので、乾燥肌によい食材を上手にとり入れて食事から乾燥肌ケアを行いましょう。