本当はスゴイ!意外と知らないお餅の栄養

- update更新日 : 2020年01月15日
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お正月ムードもすっかり終わり今月も残りわずかとなりましたが、お正月はお餅をたくさん召し上がりましたか?
日本人の暮らしと古くから深いつながりのあるお餅。そんなお餅ですが、実はとってもスゴイ、パワーフードってこと知ってますか?

お餅の入ったうどんを「力うどん」というように、お餅には力の源とななる栄養がとてもたくさん含まれているんです! 

お餅は、朝食におすすめ!

少ない量で必要なエネルギーを摂取でき、短時間で手早く調理も可能なお餅。

しかもお餅は脳が目覚めるでんぷんがたっぷり!朝にお餅を食べて朝から元気に過ごしましょう!時間のない朝、トースターで焼くだけでも手軽に食べられてしかも腹持ちもいい!働く人のスーパー食材。それに寒いこの季節、朝パンを食べて出かけた時よりも、お餅を食べてでかけた方が体が温まっている気がします。冷え性の方は、お味噌汁にも入れて食べたりするのもオススメですよ!

もちはパワーフード!

ごはん軽く1杯と切り餅2個がほぼ同カロリー。同じ量だけ食べても、お餅の方がより多くの栄養素を摂取できます。これがパワーフードと呼ばれる由縁。ゆっくり消化吸収されて、ゆっくりとエネルギーに変わるので、持久力が必要な時にとっても適した食べ物なんです。

スポーツ選手が試合前に食べるのも納得ですね!栄養素も多く消化もいいので食べ過ぎは危険ですが、部活前や運動前にはオススメフードですね(*^^*)

アミロペクチンでもちっ

お米のでんぷんの成分は、アミロースとアミロペクチン。このアミロペクチンは、水と一緒に加熱すると粘り気が出るという性質があります。

お餅の原料となるもち米は、アミロペクチンがほぼ100%。お餅がもちっとしているのは、この成分の力によるものなんですね。アミロペクチンは、消化吸収が良く、少量で効率よくエネルギー補給が出来ます。粘りがあるので分解に時間がかかり、これが「腹持ちがいい」といわれる由縁のようですね。

朝、トースト一枚食べた時よりも、お餅を食べて出かけた方が、あまりお腹が空かなかった記憶はありませんか?長時間の会議などがある時は、お餅を食べればお腹もならない?!笑

みんなも大好きなお餅、意外ととっても栄養のあるパワーフードなんです。お正月だけでなく、朝食や普段の食生活にもっともっと摂り入れていってみてくださいね。スポーツする方などには、特にオススメ食材ですよ♪よく山や峠のお茶屋さんで売られている「力餅」。これも昔から、お餅が旅の途中の重要な栄養源だったことがわかる語源ですよね♪