糖質制限ダイエットのカン違い

- update更新日 : 2020年12月23日
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冬の運動不足で体が重くなったり、体重増加など・・・ダイエットを考えてしまうこの時期。
色々なダイエット方法がある中、米などの主食や、糖質の多い食事を避ける「糖質制限ダイエット」がありますよね。
ただし、間違った方法で糖質制限をすると、痩せてキレイになるどころか、健康に害を与えてしまうこともあるのです。

糖質を極端に減らすだけでは、体重は減っても体内の脂肪は燃焼しません。
エネルギー源として糖質の代わりにタンパク質が分解して使われるので、脂肪よりも筋肉が落ちてしまいます。
糖質は、体と頭を動かすメインエネルギーなので、足りないと脳の働きが低下して無気力、倦怠感、眠気などに襲われる危険も!
リバウンドも生じやすくなります。

糖質を制限することで

糖質を制限すると血糖値が上がりにくいためインスリンの分泌が減り、内臓脂肪を分解してエネルギーに変換し、痩せやすい体質に変わっていきます
日本糖尿病学会における研究発表では、肥満の人は著しい減量効果が、軽度の肥満の人はある程度の減量効果があり、痩せている人は体重が増え、標準体型の人はあまり変わらないという結果が出ました。
それぞれが適正体重に近づいていくため、元々痩せている人が更に痩せるためのダイエットというわけではなく、様々な体型の人が健康的な標準体型に近づくための食事療法という認識の方が正しいと言えます。

糖質制限中におすすめの食べ物

食べ物から摂取された糖質は、消化吸収を通して最終的にはぶどう糖に分解され、エネルギー源として利用されます。
ブドウ糖(糖質)がエネルギーになるには、ビタミンB1の助けが必要です。
ビタミンB1が足りないと、糖質が燃焼しないので脂質も燃焼できず、よいダイエット効果が得られません。
ビタミンB1が圧倒的に多いのは豚肉
ハムやベーコンにも含まれ、ごまや落花生等の種実類にも豊富です

糖質制限中は栄養が偏りがちになるため、魚介や肉、豆腐、チーズなど、タンパク質や脂質が主成分の食品をしっかり食べるようにしましょう。
また、オリーブオイルや魚の油を積極的に摂るのもおすすめです。
おやつもNGではないため、チーズ、ナッツ類を中心に適量摂りましょう。
糖質制限中にNGな食べ物は主食(米、麺類、イモ類)などで、バナナやリンゴなどの果物も糖質が多いため控えたほうが良さそうです。

過度な糖質制限は体調を崩すことに繋がりますので、しっかり調べてから行うことをおすすめします。
また、糖質制限中は適度な運動も取り入れると、より効果的です。