顔ヨガ
長いマスク生活で隠れがちな口もと。
一般的なヨガの効果が及びにくい「顔」に的を絞った「顔ヨガ」というエクササイズが
注目されています。
具体的に「二重あご」や「ほうれい線」など、肌のたるみが引き起こすお悩みに
効果があるとされていますが、実際のところどの程度の効果が期待できるのでしょうか。
今話題の「顔ヨガ」の基本的なやり方や、顔ヨガを始めるならぜひ同時に取り入れたい
ケアについてご紹介します。
顔ヨガのやり方と期待できる効果とは?
「ヨガ」というと全身でのポージングと呼吸法で心身を内側からおだやかに鍛えていく
エクササイズを指しますが、「顔ヨガ」はその名の通り、顔の部分だけを使って表情を
変化させながらおこなうエクササイズを指しています。
基本的な顔ヨガのやり方
1.二重あご予防の顔ヨガ
鏡を見ながら、舌で頬の裏側を押さえつけながらシワを伸ばすようにして
そのまま舌を口の周囲に沿って回転させます。
同じ方向に5回ほど回転させたら、次に逆回転で同様の動作をします。
ゆっくりと回転させることで、フェイスラインのむくみによる二重あごの予防や
舌の筋肉を鍛える効果が期待できます。
2.頬のたるみ対策の顔ヨガ
口を閉じて縦長になるようにすぼめ、両頬をぐっと吸い込むようにして鳥のくちばしのような状態にします。
頬を吸って唇をすぼめたまま縦に開け閉めすることを10秒ほど続けます。
この方法で頬と口の周りの筋肉を鍛え、頬が下にたるんでしまう状態を予防するといわれています。
ヨガというと呼吸法の取り入れ方が肝心なイメージがありますが
顔ヨガは呼吸を取り入れないため厳密にいうと一般的なヨガと同義ではなく
「顔筋エクササイズ」の一種と考えられそうですね。
ヨガと顔ヨガが似ているのは「1つの動作に時間をかけ、じっくりおこなっていく」という要素かもしれません。
顔ヨガは、顔の筋肉を部分的に鍛えることでむくみを解消するエクササイズです。
そのため、たるみやシワそのものを予防する効果よりは、
フェイスラインをスッキリさせて小顔に見せる効果のほうが高そうに感じられます。
そのため、顔ヨガは以下のようなお悩みがある方におすすめといえそうです。
①顔がむくんで大きく見えやすい人
②無表情に見られたり、顔が疲れているように見られたりしがちな人
毎日顔の筋肉を鍛えることは「フェイスラインのむくみ対策」に効果的です。
「つねに顔がむくみやすいことで、無表情で機嫌が悪そうに見られがち」
「むくむ日とそうでない日の顔立ちの落差が激しく、日々顔の印象が違って見えてしまう」
という方は、顔ヨガを一定期間続ければ顔がスッキリとし、表情豊かな印象を与えられるかもしれません。
「フェイスラインが引き締まる」「顔のむくみが解消される」と話題の「顔ヨガ」の取り入れ方や効果、そして顔ヨガによる老け顔対策におすすめの治療法についてご紹介しました。
顔ヨガはご自分でできて、お金などはまったくかかりません。
エクササイズにお金がかからない分を、美容医療によるたるみケアに充てることもできるかもしれません
「それほどガツガツ鍛えているイメージはないのに、顔がスッキリして表情も若返った!」と周囲の人から注目されてしまうかも。