片鼻呼吸で自律神経を整える

- update更新日 : 2024年04月08日
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人が生きてる限り欠かせないのが呼吸ですが、今回大変興味深い呼吸法を知りました。
それがヨガの呼吸法の一つである「片鼻呼吸」です。
ヨガでは呼吸によって体と心のバランスを整える効果があると考えられているそうです。
「片鼻呼吸」とは片方の鼻の穴を押さえて、左右交互に呼吸する鼻の穴を変える、という方法です。

片鼻呼吸の効果

片鼻呼吸は自律神経を整えるといわれます。
自律神経は、呼吸や体温調節などの私たちの体にとって必要な機能を自動(自律的に)で休みなく行っている神経メカニズムです。
「体を緊張させる」交感神経と、「体を弛緩させる」副交感神経から成り立ち、その2つの神経が上手にバランスを保つことが健康な状態です。

ヨガでは左鼻が陰のエネルギーの通り道、右鼻が陽のエネルギーの通り道と言われていて右鼻での呼吸は心身の緊張・興奮を司る交感神経が優位に働き、左鼻での呼吸は心身のリラックス・沈静を司る副交感神経が優位に働くと言われています。

この考えをベースにすると、どちらかの鼻が詰まっていたり、呼吸がしづらいと感じれば、副交感神経もしくは交感神経のバランスに差が生じているということになります。

例えば朝に片鼻呼吸法をすると、その時の体調を知る健康のバロメーターになるということです。

その他の効果として、頭がすっきりしたり顔色が良くなる。
ストレス解消して集中力アップできる。
など、挙げられます。

片鼻呼吸法のやり方

①椅子に浅く腰掛けるか、床に楽に座る。
②背筋を軽く伸ばす。
③大きく深呼吸をする。
④右手の手のひらを自分の顔に向けて、人差し指と中指を折り曲げる。
⑤親指で右鼻を抑え、左鼻から息を吐く。
⑥左鼻から息を深く吸う。
⑦薬指で左鼻を抑え、親指を外した右鼻から息を吐く。
⑧右鼻から息を深く吸う。
これを何度か繰り返し、そのまま10呼吸程度、行っていきます。
左利きの方で、右手だとやりずらいと感じる方は、手を入れ替えて行っても良いです。
慣れてきたら、吸った後に息を止め、ゆっくりと吐き出すようにします。

呼吸により体内に取り込んだ酸素は体の中でエネルギーとなり、筋肉や内臓、脳の働きを高めてくれます。
普段私達は忙しさやストレスにより、呼吸が浅くなりがちですが、浅い呼吸は体の巡りが滞りやすくなり、慢性的な肩こりや倦怠感を感じやすくさせます。

そこで、片鼻呼吸法は自律神経を整え、かつ体内に酸素をとりこむのに効果的かと思います。

但し、次にあげるような方は鼻呼吸は避けて下さい。
食後や高血圧、心疾患、脳卒中やてんかんの経験がある方、生理や妊娠中の女性、
自然な鼻呼吸ができない状態の方、医者から胸やお腹に圧力をかけないように注意されている方など。

綺麗な空気をたくさん取り入れて体の巡りを良くしましょう(^^♪

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