デスクワーク中のちょい運動（運動不足の解消）
生活習慣病の見直し
以前のブログでお伝えしましたが、
根治が難しいと言われている生活習慣病で、特に以下の症状が該当するようです。
「脂質異常症（高脂血症）」「糖尿病」「高血圧」など
例えば、高血圧は、本態性高血圧（原因が特定できない）が高血圧全体の９割程度で、
基本的には生活習慣の見直しが大事で、自分の意志によってコントロールできるものが多いのです。
ある程度自分の意志でコントロールできるもの
・運動不足 → 運動する
・過剰な塩分摂取 → 塩分を抑える
・肥満 → ダイエット
・過剰飲酒 → 控える
・精神的ストレス → 発散する
・自律神経の調節 → リラックスする
・野菜や果物の摂取不足 → 食事メニューの見直し
・喫煙 → 禁煙
などです。
デスクワーク中のちょい運動
そのうち今回は、「運動不足」の解消をテーマに、日頃私が仕事中に何気なく行っている動作をご紹介します。
コロナ以降に増えた在宅リモートデスクワークで、パソコンの前に長時間じーっと動かずに座っている方がとても多く来院されます。デスクワークは、特に意識しないと猫背になりやすいものです。
座っている状態でのちょい運動をお伝えします。
まず、
（基本のポジション）
・骨盤を立てる（座骨が座面に一番刺さる圧力が高い位置）
・丸くなった胸を開き背筋を伸ばします。
（ちょい運動）
・基本のポジションを中心に、骨盤を前後に振ります。
骨盤の前傾後傾を繰り返す動き（腰を振るイメージ）
この動きによって、おしり周りの殿筋群や、お腹の中の腸腰筋（インナーマッスル）などを伸び縮みさせて軽い運動になり、血流を良くすることができます。
長時間じーっと動かずにいると動いていない筋肉は硬くなりやすいものです。
お仕事に集中しているとなかなか気づかないかもしれませんが、ほんの少し意識をカラダに向けてあげることで、疲れがたまりにくい、楽なカラダの維持につながっていくと思います。
ちょい運動では物足りない、本格的な運動をはじめたい方など、運動前にお体をみてもらいたいという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
「自分のつらい症状も本当によくなる？」と不安なあなた
