睡眠中に足や足指をつる!?
イオンバランスの影響もある
睡眠時は汗を多くかいて脱水傾向にあり、筋肉細胞中のイオンのバランスが崩れてます。
さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行が低下します。
足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。
こういう悪状況で、イオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなります。
健康な方でも激しい運動や長時間の立ち仕事の後には、下肢を中心に足をつりやすくなり、それが加齢とともに増え、50歳以上ではほぼ全員が一度は夜間のこむら返り(ふくらはぎがつること)を経験してるそうです。
薬の副作用でも、起こることがあります。
又、妊婦さんはホルモンの影響と、子宮が大きくなり下腹部が膨らむことで、下半身の血液循環が悪くなり、こむら返りがおこりやすくなります。
足の「つり」を引き起こすもの
■脱水や電解質(ミネラル)低下
■体温低下
■疲労の蓄積(筋肉収縮)
足の「つり」予防法
■ミネラルをとる
カルシウム(乳製品、小魚など)、マグネシウム(豆類、魚介、海藻類、ナッツ類など)が不足していると感じる人は、積極的に食べてください。
■寝る前にぬるま湯を飲む
■足指やふくらはぎのトレーニングやストレッチをする
ここでは一つ、簡単にできるふくらはぎのトレーニングをご紹介します。
■かかと上げトレーニング
つま先や足の母指球だけが床に触れているように、地面からかかとを上げます。
5秒間キープしたのちにかかとを降ろします。
5〜10回繰り返してください。
初めは足をつることもあるかもしれませんが、繰り返すうちに鍛えられていきます。
私もよく足をつるので、上記の足つり予防方法全てを実行中です。
その成果なのか、最近は「つる」頻度が減っていますので、よかったらどうぞお試しください!