冬の高血圧に注意!!
血圧は季節によって変動。 特に冬場は様々な理由で血圧が上昇しがちです。
そのため普段から血圧をコントロールしておかないと極端に高くなりえます。高血圧は自覚症状がないことも多く軽視されがちですが、しっかり管理しないと脳卒中や狭心症の発作の原因にもなりかねません。
寒さを感じると体温の発散を防ごうとして、血管は収縮し血圧が上昇します。冬は運動不足になりがちな人も多く、肥満になることも高血圧に貢献しています。また、ストレスを感じたときにも血圧は上昇します。
冬場は忘年会や新年会などで飲酒の機会も増え、食事による塩分摂取が増えることも血圧を上げる要因となります。特に冬の朝は気温が低いので血圧について特に注意が必要です。
血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の壁を押す圧力のことで、心臓が収縮した時の血圧を最高血圧、拡張した時の血圧を最低血圧といいます。最高血圧が140以上、または最低血圧が90以上の場合を高血圧といいます。
予防対策
冬の高血圧に対して一番注意するポイントは、体が感じる温度の差をできるだけ小さくすることです。日頃の自分の大体の血圧の目安を知っておくことも重要です。
①室内のみではなくトイレや脱衣所も温める工夫をします。冬の早朝は特に気温が低いので、布団から飛び起きたりせずゆっくり行動するように心がけます。
②起床時は部屋が充分に温まってから着替えましょう。
③洗顔はぬるま湯を使用し温度差を和らげましょう。
急激な血圧上昇時には、頭痛・頭重感・肩こり・めまいの症状が現れることがあるので、日頃から気をつけたいですね。