夏に食欲が落ちるのはなぜ??

- update更新日 : 2019年07月24日
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蒸し暑い日が続いていますが体調はいかがですか? 暑い日が続くと食欲が低下しがちです。栄養不足になると夏バテしやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなるため、食欲が低下しがちなこの時期は特に栄養バランスに気をつけてしっかり食事をとるように心がけたいですね。

そもそもなぜ夏の暑い時期になると食欲が落ちるのでしょう???

『お腹が減っているのに食欲がわかない』

『体がだるくてやる気が出ない』

『水分ばかりで栄養バランスが心配』

このような方はこの時期に多く、夏の栄養不足はだるさや活力のなさ、胃腸の不快感など夏バテの症状を引き起こす原因になります。

夏に食欲が落ちる原因とは??

原因① 【基礎代謝が低下するため】

夏の食欲低下の原因は第一に基礎代謝量が低下することがあげられます。私たちの体には「恒常性」(こうじょうせい)という機能が備わっており、外気の温度によって変動する体温を常に一定の状態に保つよう調節がされています。この時の体温調節にはエネルギーが消費されますが、夏は気温が高いため体温維持のためのエネルギーをあまり必要としません。そのため夏は一年のうちで一番基礎代謝量が低下する季節となり、基礎代謝量が減る分お腹も減りにくくなるという訳です。

原因② 【内臓機能が低下するため】

冷たい食べ物や飲み物をたくさん摂ることも食欲不振の原因になります。汗を大量にかいて暑いからと冷たいものをとりすぎると、口や喉は冷えて気持よく感じますが腸は冷えに弱いため胃や腸の機能低下を招き不調となり、胃腸の機能が弱まると当然食欲不振にも影響します。

原因③ 【自律神経が乱れるため】

冷たいものの過剰摂取による内臓機能の低下。冷房による温度差など、夏は体にとって過酷な環境になるため自律神経が乱れやすくなります。リラックス時に高まる副交感神経とは逆の交感神経が優位になりやすく食欲がわきにくいこともあります。

食欲をアップさせるために調味料を有効活用して、お酢やスパイスをアクセントに加えてみたり、のどこしの良い麺類も夏にはおすすめです。食欲が落ちて栄養不足になりがちな時期だからこそしっかり食事から栄養をとり夏バテ知らずの元気な体で夏を乗り切りましょう(*^_^*)