お酒との良い付き合い方

- update更新日 : 2019年12月07日
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年末年始はお酒を飲む機会が増える方が多いかと思います。
お酒といえば、今日12月9日は【しそ焼酎 鍛高譚の日】です。
1992(平成4)年12月9日に、しそ焼酎「鍛高譚たんたかたん」
が発売されたことを受けて、製造・販売元の会社が記念日に制定しました。

お酒は適量飲む程度でしたら、ストレス解消、人間関係の円滑化、動脈硬化の予防など、精神的にも体にも良い効能があります。
しかし、飲みすぎてしまうと二日酔いになってしまったり、場合によっては周りの方に迷惑をかけてしまう恐れも…
適量飲酒を心掛け、楽しい時間を過ごしたいものですね。

お酒と楽しく付き合うポイント

【空腹時の飲酒は控える】
空腹時にお酒を飲むと、胃から小腸へのアルコールの吸収が速く、肝臓を経由して脳へ到達するため、すぐに酔いが回ります。
また、アルコールが胃壁などを荒らしてしまうこともあります。

【お酒を呑むときは、チェイサーも飲む!】
悪酔いを防ぐために大切なことは、水を十分に補給しながら飲むことです。
お酒と水(チェイサー)を交互に飲むことで味覚をリセットできますし、アルコールの胃腸への刺激も緩和できます。
また、血中アルコール濃度の急上昇も抑えられるので、ほろ酔い気分が長く続きます。
アルコールには利尿作用があるため、脱水症状を起こしやすくなるので、
水分をたっぷり補給し、アルコールを対外に排出しやすくしましょう。

【食事と一緒にゆっくりと】
お酒には食欲増進効果もあり、食べながら飲むことでアルコールは肝臓にゆっくり吸収され、血中濃度の上昇も抑えられます。
チーズなどの脂肪分を飲酒前にとっておくと、アルコールの刺激から胃の粘膜を守るとともにアルコールの吸収を遅らせてくれます。
また、枝豆や豆腐、魚、肉などの高タンパク質は、肝細胞の再生を促進し、アルコール代謝酵素の活性を高めます。
ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んだ料理と一緒に飲むこともオススメです。

オススメのおつまみ

【タウリンを含むもの】
タウリンは、肝臓の働きを高めてくれます。
タウリンはイカやたこに多く含まれるので、お刺身はもちろん、たこわさや一夜干しなどがオススメです。
これらをできればはじめの1杯を飲む前までにつまめると、良いかもしれません。

【たんぱく質や脂質を含む食べ物】
たんぱく質や脂質を含む食べ物は、胃内滞留時間も長いのでアルコールの吸収を緩やかにしてくれます。
しかし、がっつり揚げ物!となると逆に胃に負担がかかることもあります。
脂ののった旬のお刺身や揚げだし豆腐、ワインなどを楽しむときはチーズをつまむのも良いでしょう。

飲んだ後にはシジミの汁が良い、というのも有名な話ですが、これはシジミに含まれるオルニチンが肝臓の働きを助ける働きがあるためです。
お吸い物やお味噌汁には水分とミネラルも一緒に摂ることが出来ますので、お酒の最後のシメにも良いでしょう。

お酒の飲み方に気をつけて、楽しい忘年会シーズンになりますように。