今日は自然薯の日
今日は自然薯の日です。
静岡県熱海市の自然薯料理店が制定しました。
6を「も」の字に見立て、「11(いい)16(いも)」の語呂合せなんです。
【自然薯】、【山芋】、【長芋】、この3つ何が違うかご存知ですか?
シンプルにとろろにしたり、細切りにしたり、色々な楽しみ方がありますよね。
じゃがいもやさつまいもと違い、生で食べられますが、これは芋の種類としては
珍しいことです。
「自然薯」は「山芋」に含まれる
山芋とは「ヤマノイモ科」に属しているイモの総称のこと。
特に日本原産のものを示し、「自然薯」も山芋の分類に入るそうです。
諸説ありますが、「日本の山に自然に生えているイモ」だから「自然薯」
と呼ばれているとのことです。
長芋は、主に中国などから渡ってきた外来種であったと考えられています。
とは言えこちらも諸説あり、現在の日本で流通している長芋は日本発祥の可能性もあるそうです。
山芋、長芋の特徴
山芋も長芋も、栄養価には大きな違いはありませんが、粘り気に特徴があります。
「山芋」に分類されるものは粘りが強いのに対し、「長芋」は水分が多く、山芋に比べると粘り気は少なです。
山芋類には、たくさんの消化酵素が含まれています。この消化酵素には、
タンパク質の代謝を助ける働きがあり、栄養の吸収率が上がります。
また、抗ウィルス作用で、細胞の活性化や老化防止といった効果も期待できます。
ただし、加熱してしまうとネバネバと一緒に栄養素も失われてしまうので、
生のまま食べるのがおすすめ。
秋から冬にかけて旬を迎える山芋、長芋。
色々な調理法で楽しんでみてはいかがでしょうか。