5月病にご注意を!!
ゴールデンウィークを過ぎてひと段落する頃から、「なんとなくやる気が出ない」「気持ちがふさぎこむ」という症状が現れる人がいます。
その症状は、もしかしたら環境の変化に伴う心身の負担、ストレスが主な原因といわれている5月病かもしれません。
5月病の多くは一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることがほとんどです。
ですが、学校や会社、仕事が苦痛に感じるなど…日常に支障が出る場合は医療機関を受診
したほうが良いケースもあります。
5月病の原因
【新しい環境についていけない】
新しい配属先の仕事が合わない、残業が多い、ノルマが厳しいといった職場環境や、転勤に伴う引っ越しや単身赴任など、生活環境の変化もストレスの原因になります。特に新社会人の場合、学生時代に比べて環境が大きく変わるため、5月病にかかりやすい傾向にあります。
【新しい人間関係をうまく築けない】
新しい配属先や転職先で上司や同僚に質問や相談がしづらいことも。
それ以外にも、すでにできあがっている人間関係の中にとけ込めない、職場の雰囲気になじめないなど、環境に適応できないことがストレスとなってしまいます。
新年度がスタートしてから張り詰めていた気持ちが、連休で切れることも原因の
ひとつと言えるかもしれません。
5月病にならないために
【会話でストレスを解消する】
職場の同僚や同期、家族や友人など、コミュニケーションの機会を大切にしましょう。
悩みを話すことでストレス解消になります。
【栄養バランスのとれた食事を心がけよう】
不規則な食生活、偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、感情をコントロールする
神経伝達物質「セロトニン」が不足しがちです。
食事は一品で済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を組み合わせるよう意識するのがポイントです。
【質の良い睡眠を意識する】
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。
睡眠の質を上げるために「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの規則正しい生活習慣を身に付けましょう。
【休日の過ごし方】
休日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のこと意外に気持ちをむけましょう。
体を動かすこともストレス解消法の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。
5月病は新社会人だけではなく、誰にでも起こり得ます。
身近な人とのコミュニケーションや趣味の時間を充実させて、うまくストレスを発散させましょう!
スタッフ一同、皆さんが健康に過ごせるようサポートさせていただきます。