加湿器の水、換えてますか?
快適な室内温度、湿度は夏場が室温25~28℃で湿度50~60%、冬は、室温18~25℃で湿度40~50%が理想的とされます。
空気の乾燥する冬は加湿器を利用する方が多くなりますが、タンクの水は毎日換えられてますでしょうか?
大半の加湿器は水道水を使用することになっています。
水道水には殺菌や消毒作用がありますが、きれいな状態を保てるのは1日程度といわれています。
ですから、水を入れたまま加湿器を放置したり、湿度が高いにも関わらず加湿器をつけっぱなしにしたりしていると、雑菌やカビが繁殖する恐れがあります。
加湿器に白っぽい汚れがついていたら水垢による汚れかもしれません。
ピンクや黒っぽい汚れがついているときは、カビかもしれません。
雑菌やカビは放置したままにすると、加湿の際に空気中に広がり、人体に影響を及ぼす可能性もあるので要注意です。
加湿器のタイプ
加湿器にも色々なタイプがあります。
「超音波式」「気化式」「スチーム式」、「ハイブリッド式」➡これは2つの加湿方式を組み合わせたもの。
衛生面が安心できるのは、ヒーターで加熱した水を水蒸気にする「スチーム式」でしょうか?
ただ、このタイプは加熱するので水垢が付きやすくなってしまいます。
他のタイプは水を加熱をしないので、タンクに雑菌などがつくと、そのまま放出されてしまうものや、加熱をしないので雑菌やカビが繁殖しやすくなるが、気化させてから放出することで、ダイレクトにカビや菌が放出されないものなどがあります。
全てのタイプに共通して言えるのは、タンクの水は、使わないときは空にして毎日換えるのが基本です。
加湿器を清潔に保つポイント
◆加湿器の水は、継ぎ足したり、余っている水を放置せずに、毎日取り換えましょう。
水を入れ替える際に、タンクを少量の水でふり洗いをして、きれいにしてから新しい水を入れましょう。
◆加湿器の内部や水蒸気の噴き出し口付近などに発生する水滴は、こまめに拭き取るようにしましょう。
◆加湿器をしまう時は、フィルターや水タンクはもちろんのこと、細かいパーツなども、すべてを掃除しましょう。
◆加湿器を片付けるときは、水分が残っているとカビの原因になりますので、しっかりと乾燥させるのもポイントです。
水垢汚れは頑固な白い塊になるとなかなか取れず、雑菌やカビは放置すると、水蒸気と一緒に室内に広がり体調不良を引き起こす可能性もあるので要注意です。
快適な室内温度、湿度で身体を潤して水分補給も忘れずに、この冬も健康体で乗り切りましょう(^^)