腸の不調

秋の紅葉、秋旅行の季節になりました。

旅行に行くと必ず便秘になる方がいますよね。
また会社や学校で緊張する場面があると「直前にお腹がいたくなる、下痢してしまう。」と悩んでる方もおおいようです。
これらの原因は「脳腸相関」のネットワークによるものです。

脳腸相関のネットワークとは

腸のコントロールはすべて脳が支配してるのではなく、腸が自ら判断を下す機能を持つことから腸は「第二の脳」とも呼ばれています。
腸管の組織は多重構造になっていて、腸壁の粘膜下の神経叢では主にホルモン分泌を支配し、さらにその外側の層の神経叢では腸のぜんどう運動をコントロールしてます。

これらの腸管神経は、迷走神経を通じて脳とつながってます。
*迷走神経は主に腸の働きを活発にする副交感神経の機能を持ち、逆に腸の働きを抑える交感神経は、脊髄の*中枢神経とつながってます。
特に注目されてるのは脳腸相関という双方向のネットワークで、脳と腸の情報交換は脳からの一方通行ではなく、腸からも脳にメッセージを発信するというもの
腸内の状態によってその情報が脳へと伝えられ、そこから体のあらゆる場所に影響を及ぼすのです。

旅行に行くと便秘になるのは

旅先で便秘になる理由は、不慣れな環境に脳がストレスを感じ交感神経がはたらきすぎることで、腸の動きが低下して起こります。
この状態が長く続くと悪玉菌が増えさまざまな不調を招く恐れがあります。
なので、できるだけリラックスして交感神経の働きをおさえることが大切です。

緊張すると下痢になるのは

緊張する場面で下痢になってしまうのは過敏性腸症候群。
これは失敗できないという、強い不安(興奮)をおさえようと副交感神経系が働きすぎ、腸の動きが活発になってしまうことなどでおこります。

このように脳のストレスはダイレクトに腸に伝えられます。
しかも逆に腸の不調が脳に伝わるという悪循環にはまってしまうので、症状がひどい場合は薬に頼るという選択肢も視野にいれるとよいでしょう。