生理痛に油が影響?

- update更新日 : 2020年12月23日
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夏季のエアコン使用や冷たい飲み物、食べ物を摂ることで生理痛が重くなる方、いらっしゃいませんか?
実は、生理中に食べるものに気を付けると、生理中に起こる不調を軽減できる可能性があるといわれてます。

生理痛の原因は?

何より一番の生理痛の原因は「冷え」つまり、「血液循環の悪さ」です。
月経は、毎月一定の周期で繰り返す子宮内膜の剥離出血です。
ところが、冷えていると、常に体内の血流は滞り、特に骨盤内は渋滞しやすい状態。
そこでいつも以上に多量の血液が狭い子宮口めがけて流れ出ようとすると、そこに圧迫が起こります。
そしてその月経での血液の排出をスムーズにするために、プロスタグランジンというホルモンのような働きをする物質が体内で分泌されています。
プロスタグランジンが、子宮を収縮してくれ、子宮内膜を剥がれやすくするため、血液が排出されやすくなります。

しかし普段から冷えていて血行が悪いと、なかなか経血が外にでてくれません。
そのためより多くのプロスタグランジンを分泌し、子宮を収縮させて外へ排出しようとするのでお腹が痛くなります。

またその他の原因としては、子宮の入り口(子宮頸部)が狭いことが原因で経血がスムーズに排出されない場合も考えられるそうです。

日頃腰痛、肩こり、頭痛などのある方は、生理前から筋肉のマッサージや体操をしたり、湯船につかることを心がけて血液循環を促すことで生理中の痛みを緩和したいものですね。

鍵を握るのは「油のバランス」

 

プロスタグランジンには炎症をより強くするもの、炎症を鎮静してくれるものと様々な種類があります。
これらは全て脂肪酸を材料につくられ、局所ホルモンともよばれています。

この中で炎症を強くしてしまうものはオメガ6といわれる不飽和脂肪酸を材料としてつくられます。
・オメガ6はサラダ油やコーン油、ベニバナ油、大豆油などの油。

また、その逆で、炎症を鎮静してくれるものはオメガ3といわれる不飽和脂肪酸を材料としてつくられます。
・オメガ3の代表的なものは、亜麻仁油や、しそ油、えごま油、インカインチオイル、青背の魚油などです。

一般的に家庭でよく使われるものはオメガ6の脂肪酸です。

オメガ3の中でも特に亜麻仁油は「リグナン」という女性ホルモンの働きを助けてくれる成分も入っていますから、生理痛に悩んでいる方にはお勧めです。
サラダにかけたり、納豆と混ぜたり、お料理の仕上げなどに使ってみてはいかがでしょう。

痛みの根本原因は「冷え」ですが、その痛みをさらに大きく辛いものにしてしまう引き金が、日頃摂っている油である可能性が高いのです。

オメガ3とオメガ6のバランスは、1:1~1:4くらいが理想だといわれています。

⚠️⚠️⚠️マーガリンやショートニングのようなトランス脂肪酸は全てを阻害するのでご注意を!

生理前や生理中は、極力動物性を控えて、質のいい油の摂取しましょう。

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