秋の味覚 さつまいもの栄養効果
秋の味覚として知られるさつまいもですが、NASAに宇宙食として研究され準完全食品と言われるほど「美容・健康」に効果的な食材であることを
ご存知ですか?
さつまいもを主食にしたダイエットが若い女性の間でもブームになったこともあり
「健康や美容に効果がある」と再注目されている食品です。
そこで今回はさつまいもを食べると得られる効果についてご紹介します。
①美肌効果!肌のシミ対策に効果的なビタミンC
さつまいもに含まれるビタミンCは肌のシミ対策や炎症に効果的と言われる栄養素です。
さつまいもに含まれるビタミンCはリンゴの約5倍含まれており、ビタミンEを同時に摂取することでより美肌効果を発揮すると言われています。
②腸内環境を整えてくれる食物繊維
腸は「第二の脳」とも呼ばれている重要な臓器!
さつまいもには2つの食物繊維が入っています。
水に溶ける水溶性食物繊維と水には溶けない不溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は余剰な糖質や脂質をキャッチし、不溶性食物繊維はそれを排出してくれます。
この2つの役割でお腹の中をきれいにしてくれます。
③老廃物の排出・肌のターンオーバーをサポートするヤラピン・食物繊維
さつまいもには腸の中を美しくしてくれる食物繊維とヤラピンというものが含まれます。
この2つの栄養素は腸に届くと老廃物の排出の手助けをしてくれます。
肌は腸の健康状態と関連していると言われているので、腸内環境を整えて老廃物を排出することで肌の調子を整えてくれる効果があります。
④脳のエネルギー源を作り出すのに欠かせないビタミンB1
さつまいもに含まれるビタミンB1は脳にとってのエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーに変換するときに欠かせない栄養素です。
ビタミンB1が不足すると疲労感や食欲の低下を引き起こし、ストレスを感じやすくなってしまいます。
季節の変わり目や新生活のスタートなど、体調が変わりイライラやストレスを感じやすいとき
食生活や生活習慣を見直し安定した精神を維持していきましょう。
⑤むくみの原因になるナトリウムを体の外に排出してくれるカリウム
さつまいもに含まれるカリウムは米飯の18倍含まれています。
このカリウムとは余分なナトリウムを体外に排出してくれるのでむくみ対策に有効的と言われています。
むくみ対策の習慣としては温かいものを食べるようにして、体を冷やさないことが基本です。
このように、さつまいもにはいろいろな栄養素が幅広く含まれており健康や美容に関連する効果が期待できます。
またお腹の中を美しくすることで免疫物質を作る作用や、ビタミン・ホルモンの合成、血をきれいにする作用といったような腸の働きを助けてくれる効果もあるので、さつまいもを食べて体を内側から磨いていきましょう。
さつまいもにはいろいろな栄養素が詰まっていますが、食物繊維やヤラピンといった栄養素の多くは皮の近くに多く含まれます。
つまり、皮ごと食べることによってさつまいもの栄養価を無駄なくとることができ、体の中から美しくしてくれる効果を得やすくなります。
さつまいもは皮ごと焼いて食べましょう。
「自分のつらい症状も本当によくなる?」と不安なあなた