健康な骨を維持するには

- update更新日 : 2021年02月20日
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今年に入り、背骨の圧迫骨折、上腕骨の骨折と骨折を二度繰り返された方のお話を聞きました。
そこで今回は「骨」のお話です。

骨密度

骨密度とは骨のつまり具合(ギッシリなのかスカスカなのか)を示す代表的な指標です。
骨密度は30歳頃がピークで40歳頃から低下傾向になります。
骨密度の平均値は加齢とともに下がりますが心配はいりません。
何歳からでも「骨は鍛えられる、強くなる」のです。

ではどうやって鍛えるか?答えは単純に「骨に強い力をかけること」です。(例えば縄跳びなど)
それに適応して骨は硬く、太くなることができます。

関節

骨と骨のつなぎ目で動く部分の「関節」だけは、内部に血管がほとんど走ってないため、新陳代謝が遅く運動の負荷で受けるダメージに対する再生能力が強くありません。
適度な運動は関節にも良いのですが、強すぎる運動負荷を与え続けると関節はどんどん消耗してしまいます。

関節は消耗品なのでいたわらなければなりません。

骨に重要な栄養素とオススメ食品

①カルシウム
一日600㎎はとりたいものです。
食品としては小魚、乳製品など。
薬局に売ってるカルシウム入りウエハースでも手軽にとれます。

②ビタミンK
強い骨形成作用がある。
納豆、大豆など。
ビタミンDが豊富な卵と納豆を合わせれば最強!ただし卵は生で食べると卵黄と卵白中の成分が結合して吸収が妨げられてしまいます。
この成分は少し加熱すれば変性し、影響を抑えることができるので、卵は半熟程度でよいので加熱するのがオススメ

③ビタミンD
カルシウムの吸収を促進し骨形成を進める作用がある。
日光に当たることでも合成される。
キノコ類、魚、卵黄など。

④イソフラボン
骨形成作用のあるエストロゲンと類似した作用がある。
閉経後の女性はエストロゲンの分泌が減少するため骨密度が低下する。
これを抑えてくれるのに、イソフラボンが有効といわれる。
大豆、豆腐、納豆など。

⑤コラーゲン
骨のタンパク質はほぼコラーゲンですが、コラーゲンを口から食べてとることも骨を強くする。
食品から摂取したコラーゲンは、分解されきらずに吸収される分があり、それが体内のコラーゲン合成を高める。
ゼラチン(製菓材料)で安価に入手可能で、ゼリーや料理に利用できる。
ただし、一度に多量にとりすぎると便秘をひきおこす場合があるので要注意。
一回2~3gを一日に2~3回に分け習慣的にとるのがオススメ。

年齢を重ねると骨折や骨粗鬆症などの心配がでてきますが、上記の食品を上手に取り入れ、健康な骨を維持していきましょう(^o^)

当院は完全予約制で、待ち時間はありません。
施術着もご用意していますので、忙しい中でもお時間のある時に気軽に通っていただけます。
お体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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