効率よく体を温めるポイント【首元を温める】

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寒さから体を守るには、首、手首、足首の“3つの首”を温めるのがポイントだといわれます。
中でも重要なのが、太い動脈が通っている重要な部分でありながら皮膚が薄く
外気にさらされやすい“首”です。
首元を温めると、太い動脈で温められた多くの血液が体内を巡り
内側から効率よく体を温めてくれます。
また、血流がよくなることで肩こりなどの軽減も期待できます。

首元を温めることはエイジングケアや美容面でも重要

全身の老廃物を集めてくれるリンパ液。
リンパ液の流れには筋肉が関わっているので、運動不足だったり冷えて筋肉がこわばったりするとリンパ液の流れが滞って老廃物が溜まりがちになります。
首は、リンパ液の通っているリンパ管の合流地点・リンパ節が多く集まっている重要なポイント。
そのため、首元を温めると筋肉がほぐれてリンパの流れもよくなり
若々しさを保つためのエイジングケアや美容の面でも効果的なのです。

外出時はストールで、家ではホットタオルや湯たんぽで

冬場はマフラーがおすすめですが、春先や冷房の効いた部屋などでは薄手のストールなどでも十分首元や肩を温められます。
ふんわりと巻くのも素敵ですが、すき間から冷たい風が入り込まないように気をつけましょう。
スポーツ用のネックウォーマーも首にフィットしやすいのでおすすめです。

肩当てやネックウォーマーで寝る時にも工夫を

就寝中、首には布団がかかりにくいので冷えてしまいがち。
首と肩口をおおう“肩当て”や、お休み用のネックウォーマーで
寝る時にも首が冷えてしまわないように工夫しましょう。
首を温めるとリラックスできるので、寝つきの改善や質のいい睡眠も期待できますよ。

上着を1枚羽織ると体感温度は2~3℃アップ、ひざ掛けだけでも2.5℃は上がるといわれていますが首の温め効果はそれ以上で、マフラーを巻けば3~4℃は体感温度が変わるといわれています。
冬場、夏場など屋内外の気温差が激しい時期や
季節の変わり目のように1日の中で体感温度が変わりやすい時期でも、マフラーやストールがあれば、温かさを調整しながら過ごせるはずです。
ぜひ、首元を温めて全身を温かく快適に過ごしてください。

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