手指のささくれ

- update更新日 : 2021年11月05日
folder未分類

最近、「ささくれ」がよくできます。
子供の頃によくできた記憶がありますが、大人になってからできるのは、かなり久しぶりです。
小さな傷ですが、けっこう痛くて困ってしまった経験がある方、私の他にもいらっしゃるのではないでしょうか?

二種類のささくれ

①ツメの生え際の下の皮膚にできるのは、「指のささくれ」
表皮という皮膚の一番上の部分がめくれるもので、だいたいが薄くて柔らかい。
なので根元から切って処置しやすい。

②爪の横の際にできる「爪のささくれ」
これは皮膚のようにみえますが、乾燥した爪が縦にさけたもので、なんと爪なのです。
多くの方がこれを皮膚だと思い、何度も引っ張って抜こうとして傷がさらに広がったり、深くなった経験が過去にあるかとおもいます。(私もその一人)

見た目は小さな傷ですが、けっこう痛くて傷が深く細菌が入ってしまうと化膿して炎症をおこす場合もあります。
怖いのは「ひようそ」
これは関節や腱、リンパにまで細菌が入り炎症をおこしてしまうので、市販の抗菌薬などでは対処が難しいこともあります。

ささくれができる原因

一番は「乾燥」による。

皮膚は「水分」と「脂分」によって守られていて、皮脂腺から分泌される「皮脂」と、汗腺から分泌される「水分」が乳化して「皮脂膜」を作り、皮膚の表面を保護しています。
ところが空気の乾燥により、肌の水分が失われて皮脂膜が作られにくくなり、そこで手荒れが起きると弱い爪の周囲の皮膚から「裂け目」ができてしまうのです。

次に「栄養の偏り」による。

バランスの悪い食事や栄養不足のくり返しなど栄養の偏りで、できやすくなる。

タンパク質でできている人間の皮膚には、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンE、ミネラルなどの栄養が健康な肌を保つために必要です。
皮膚の新陳代謝を活発にし、肌の潤いを守る、肌の老化を防ぐ作用は特にビタミンAが有効。
ビタミンAはうなぎ、ほうれんそう、かぼちゃ、にんじんなどに含まれます。

他にネイルを落とすための「ネイルリムーバー」の影響にもよる。

これは、脂を溶かす成分が含まれるものが多く、頻繁に使うことで指先の脂分を溶かしてしまいます。
そして、皮膚のバリア機能が失われ、ささくれができやすくなります。

ささくれができたときの対処法

先の細いハサミやニッパーで根元からカットし、患部に保湿クリームをよく塗って潤いを保つ。
十分な睡眠とバランスのよい食事を摂ることも大切です。

また予防として日常生活で普段から、洗剤やお湯を使う際はゴム手袋を使うのも良いですね^_^

寒くなると、体に力が入りがちになり、冷えによる血行不良など、なにかとお体の不調が出やすくなります。

当院は完全予約制で、待ち時間はありません。

施術着もご用意していますので、忙しい中でもお時間のある時に気軽に通っていただけます。

お体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当日・24時間予約OK!

全額返金保証

0463-74-6288

 

地図