腸から健康に
腸は、口から入った食べ物を消化・吸収し、便をつくって排泄する消化器官の一部というだけではなく、体内に入ってきたウイルスや細菌から守ってくれる免疫器官の役割も担っています。
しかも、腸は全身の約60%の免疫細胞が集中する「免疫の要」ですから
腸の働きは全身の健康にも大きく関係します。
何となく感じている疲れやだるさ、肌トラブル、すぐにかぜをひくなどといった体調不良も腸の機能低下が関係しているかもしれません。
腸のトラブルがない「快腸」を維持するにはどうすればよいのでしょうか。
まずは食生活やストレスなどの生活習慣を改善し、腸の働きを高める生活習慣を心掛けることが大切です。加えて、おなかを冷やさないこと。
室温や服装に配慮したり、食事や運動で体を温めたりして腸を守りましょう。
また、腸と脳は密接な関係にあり、ストレスや緊張が続くと腸の働きが抑えられてしまうので自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
ストレスに負けない腸に
腸はストレスの影響を受けやすい器官でもあります。
腸の働きが活発になる副交感神経を意識した生活で、腸を健やかに整えましょう。
自律神経を味方に! 夜と朝の健康習慣
夕方以降に軽い運動をすると、心のバランスを整える作用のある神経伝達物質のセロトニンを分泌。よい眠りにつながる。
下半身を意識したウォーキングで腸にもよい効果が。
起きたらまず1杯の水を。
起きがけの1杯の水で胃と結腸に反射を起こし
腸に刺激を与える。水は1日トータルで1~2Lは摂取したい。
朝食は必ず食べる。
朝食は腸の蠕動運動を促して、便意を起こす大切なスイッチに
少量でもよいので何かしら口にするようにしましょう。
腸が健康な状態だと全身が軽く感じたり、お腹もスッキリ!是非この時期こそ健康に(‘;’)