脚の長さの左右差(脚長差)とその影響
当院も整体院ですが、整体院などに行かれた際、「左右の脚の長さが違いますね」と言われたことありませんか?
左右の脚(下肢)の長さの差「脚長差」
左右の脚(下肢)の長さの差を「脚長差」と言います。
約70~75%の人に脚長差があると言われそれほど珍しいことではありません。
まったく左右差がないという方の方が少ないことになります(25~30%)。
治療等が必要になるのは、不快感を伴う5㎜以上の脚長差と言われています。
日常生活に問題がない程度であれば、それほど神経質になることはないと思います。
ただし、インソールで靴の高さの調整や装具での脚長差の調整を必要とするような大きな脚長差については、医師や専門家に相談することをお勧めします。
脚長差の定義
脚長差には、2つの定義があります。
1.解剖学的脚長差
一方の下肢の骨が他方より長い構造的な違い。
左右の「下肢の長さが違う」状態のこと。
2.機能的脚長差
脚周辺部などの機能不全により、一方の下肢が短くなること。復元することが可能なもの。
こちらは、構造上は「骨の長さに差はない」が骨盤のゆがみや股関節の動く範囲の違いなどで結果的に脚の長さが違う状態を言います。
また、この両方が起こっている場合もあります。
脚長差の原因と症状
1.解剖学的脚長差
・人工股関節(股・膝)を入れた場合、股関節の手術など
2.機能的脚長差
・骨盤のゆがみや筋肉の硬さなどが原因で、骨盤周りの筋肉の片側が緊張していたり、脚を組んで座っていたり、片脚立ちで左右どちらかに体重をかけていたりするなど。
・足部の問題、踵の骨の異常など
・関節リウマチ、骨変形、側弯症 などによるもの
当院では、機能的脚長差に対しての施術を行っており、筋肉の緊張を緩めて骨格を整えていくことで、脚長差も改善されていくことが見込まれます。
お体をみてもらいたいという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
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