人間の体は弱アルカリ性

- update更新日 : 2024年10月28日
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健康維持するには、PH値を弱アルカリ性にしたほうが良いと言われます。
そもそもPH値とは「Potential Hydrogen」の省略形で、日本語では「水素イオン指数」と呼ばれ水の性質を示す単位であり、溶液中に含まれる水素イオンの濃度のことを表します。

PH値は0から14までの値で示されて、「酸性」か「アルカリ性」のどちらなのかを表し、ちょうど中間のPH7は「中性」です。
PH7よりも大きいと「アルカリ性」、反対にPH7よりも小さいと「酸性」と判断します。

人間の体液濃度は弱アルカリ性

人間の体液は血液や唾液などがあり、各部位によってPH値が違いますが平均すると「7.4」±0.05に保たれています。

PH値が7.35以下になると、血圧低下、頭痛、不整脈、呼吸の乱れ、ショックなどが起こりやすくなり、反対にPH値が7.45以上になると、しびれ、痙攣、発汗、意識障害、昏睡などといった症状が起こる可能性があります。

人間の体は弱アルカリ性ですが、酸性食品の取りすぎや食生活の偏り、ストレスや睡眠不足などの影響により、酸性寄りになることがあります。

お酒の飲み過ぎやタバコの吸いすぎなども、体が酸性寄りになる原因と言われています。

酸性の飲み物をざっとあげますと
コーヒー、お茶、炭酸飲料など飲み物、乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料などのほかに、乳酸、ビタミンC、クエン酸などを多く含んだ飲み物も酸性の飲み物なので注意が必要です。

体のPH値をアルカリにする効果とは

「免疫力の向上」、「美肌」、「疲労回復」などの効果が得られます。

免疫力の向上
体が酸性化すると、細菌やウイルスなどの病原体が繁殖しやすくなり免疫力が落ちますが、
体が弱アルカリ性の状態では、細菌やウイルスなどが抑制され病原菌の繁殖を抑えます。
そして白血球や抗体など免疫系の働きが活発化し、免疫力が高まりやすくなります。

免疫力は加齢により徐々に衰え、免疫力のピークは思春期で20才を過ぎると衰え始め、免疫力が高いのは10~40代の世代です。

美肌効果
体が酸性化して皮膚のバリア機能が低下すると、外からの刺激物が侵入しやすくなり、体内の水分が蒸発しやすくなるので、お肌の乾燥や肌荒れなどのトラブルを招きやすくなります。
アルカリ性の状態では、皮膚の水分保持能力が高まりやすいので、お肌が潤った状態になります。

疲労回復
体が酸性状態になると、筋肉や神経に乳酸や尿酸などの老廃物が溜まりやすくなり、これらの老廃物が原因で、疲労感やコリなどの症状を引き起こすこともあります。
アルカリ性の状態になれば、老廃物の排出が促進されて疲労を感じにくい状態になります。

人間の体のPH値を弱アルカリ性する方法

食事が大切です!
主に体内でアルカリ性になるものは生野菜や果物、酸性食品は動物性食品や加工食品。
どちらが良い悪いではなく、酸性食品が中心の食生活を送っている人はアルカリ性食品を積極的に取り入れるなど、バランスの良い食事を目指しましょう。

水分摂取も大切!
厚生労働省の資料によると、人間の体の60%は水分で構成されており、1日に「2.5L」の水が必要とのこと。
体内で作られる水が0.3Lであるため、食事では「1.0L」、飲み水では「1.2L」の水分を摂取する必要があります。
水分補給は毎日行うものなので、酸性に寄らないためには、中性やアルカリ性の水道水やミネラルウォーターなどを選んだほうが良いでしょう。

なかなか体の疲れが抜けない時は、体のPH値が酸性寄りになってるのかもしれません。
食生活の見直しに加え、整体等の外的刺激により弱アルカリ性の健康な体を取り戻しましょう(^^)/

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