自律神経を整えるための食生活

8月は、毎日暑い日が続きました。
コロナや夏の暑さによるストレス過剰で、交感神経が過剰に優位になり、自律神経が乱れやすくなる方も多いようです^^;

自律神経の乱れを改善させるために、食事や栄養素の面を見直すことは効果的です。

交感神経と副交感神経のバランス

自律神経とは、心臓や胃腸などの内臓の動き、血流や体温の調整など、自分の意志ではコントロールできない神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。
交感神経は活動する神経といわれ、緊張状態や興奮状態を作り出します。
一方の副交感神経は休む神経といわれ、リラックスした状態を作り出します。
この二つの神経の一方が優位になる状態が続いたり、どちらも低下してしまったりすると、体に不調が現れます。

日頃から自律神経のバランスを乱れさせないことが大切です。

自律神経を整えるのに効果的なおすすめの食材

1、脳の様々な機能を調整する成分を含む「トマト」

トマトはよく知られているリコピンの他にも、自律神経を整えるために欠かせない働きをする成分、「GABA(ギャバ)」を含みます。

ギャバは脳の血管や神経をリラックスさせて血流を促したり、脳細胞への酸素供給量を増やしたりする働きをします。

ギャバが不足すると、心身を緊張状態に導く交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
中玉トマト1個の中には、1日に必要な分のギャバが含まれていますので、1日分のギャバが補えるということです。

2、幸せホルモン生成に必要な栄養素を含む「バナナ」

バナナの食材には、「トリプトファン」という物質が含まれています。
トリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を脳内で作り出すために欠かせない材料です。
セロトニンは気持ちをリラックスさせる効果があり、自律神経のバランスを整えるうえで非常に大切な役割を果たします。
リプトファンは体内で生成することができないため、食事から摂取しなければなりません。

バナナのみでも良いですが、カルシウムの豊富な牛乳やヨーグルトと一緒にとると、効率良くセロトニンを生成できます。

3、ストレス解消にかかせないビタミンCが豊富な「ブロッコリー」

ビタミンCは水溶性のため茹でると減少してしまいますが、ブロッコリー100gあたりのビタミンC量はレモンの約3倍です。

ビタミンCは体内で生成できないため、毎日摂取しなければ不足してしまいます。

さらに、体にストレスがかかったときに分泌されるホルモンの原料としてビタミンCは使われます。
ストレスが続くとビタミンCが大量に消費され、不足するとストレスが解消されずにため込まれてしまいます。
ビタミンCを積極的に摂取しましょう。

また、腸には脳の次に多くの神経細胞が存在しており、「第二の脳」と呼ばれるほど脳との関係も密接です。
自律神経のバランスが整うと腸の動きも良くなり、逆に腸の動きが良くなると自律神経のバランスも整います。
整った腸内環境を保つことで、 ストレスにも強くなるのです。

食事内容を見直すことで、自律神経の乱れを改善させ、健康な生活を送りましょう。