平均寿命と健康寿命

今日9/21は敬老の日。いつまでも元気で長生きするのが一番理想的ですね。
今回は、平均寿命とみなさんが目標とする健康寿命についてお話します。

平均寿命と健康寿命の違い

平均寿命とは
平均寿命とは、0歳時点で何歳まで生きられるかを統計から予測した「平均余命」のことです。

わかりやすくいえば、特定の人が生きられるおおよその年齢となります。

この数字はいろんなところで取り上げられて目にすることも多いので、自身のおおよその寿命の目安にされていたり、老後資金の計画や人生設計を考える根拠としていたりする方も多いでしょう。

ただ、予測の時点での死亡率が続くと仮定して算出しているため、医療の進歩や生活環境の変化によって、平均寿命は変わる可能性があります。

健康寿命とは
では一方、健康寿命とはなんでしょうか。健康寿命とは、日常生活を制限されることなく健康的に生活を送ることのできる期間のことをいいます。「日常生活の制限」とは、介護や病気などを指し、自立して元気に過ごすことができない状態です。

とても長生きの方でも、長期間にわたり介護や入院が必要であれば、健康寿命は短いということになります

つまり、平均寿命と健康寿命にあまり差がないと、亡くなる直前まで健康に過ごしていたということになり、平均寿命に比べて健康寿命が短くなると、不健康な状態が長いということがわかります。

平均寿命と健康寿命との差を埋めるために自分ができること

健康でアクティブに過ごす
筋肉・関節・骨などの運動機能を維持することが大切です。

シニアの場合、飛躍的に筋力をアップさせることが目的ではなく、あくまでも運動機能を落とさないことが目的です。

散歩を兼ねたウォーキングや簡単なストレッチ、1階分だけ階段を使って歩く、など日常生活でできる範囲で無理せず行いましょう。

また、認知症予防のために、脳を積極的に使って活性化させたいものです。知らなかったことを学び直す、読書をするなどの知的活動や、絵を描いたり短歌や俳句を作ったりするなどの創作活動は脳にとっても、精神面にとっても大きなプラスの影響を与えます。

忘れてはならないことが、このような肉体的・精神的にアクティブな毎日を支えるのは、食事と睡眠ということです。食事では栄養面にも気を配り、バランスよく食べることを意識しましょう。また、年齢を重ねると睡眠時間が短くなったという方もいるため、ご自身の睡眠の質が満足いくものかどうか、今一度振り返ってみることも大切かもしれません。

自分らしい豊かな生活を維持する
健康寿命を延ばし、生き生きと健康に過ごすためには、自分らしい生活スタイルを維持することが大切です。高齢者であるから、または体力が衰えてきたから、という理由で多くのことを制限してしまうのは、大変もったいないことだと思いませんか。

そのために必要なことは、自分の体と相談して無理をしすぎないことと、元気なうちから医療的ケアや介護ケアが必要になった場合のことを考えておくことではないでしょうか。
平均寿命が長いのは良いことですが、同時に忘れてはならないことが健康寿命です。生きている限り、いくつになってもはつらつと楽しみをもって過ごしたいものです。

ご自身の健康寿命を延ばすために、適度な運動や打ち込める趣味や勉強など、できることからはじめてみてはいかがでしょうか。