寒暖差疲労

- update更新日 : 2020年12月23日
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日々大きく気温差がある日が続いています。
寒暖差が激しくなる時期になると、なんだかいつもより疲れていると感じる方が増えるようです。
その疲労は、寒暖差疲労からくるものかもしれません。
寒暖差疲労とは言葉の通り寒暖差によって疲労が蓄積されることを言います。
コロナの影響で出勤、登校等外出の機会が減り、家にこもりがちになるなど、今年の冬は例年以上に寒暖差に弱くなっているかもしれません。

自律神経が乱れることで不調に繋がるメカニズム

人間の身体は自律神経によって身体の機能が調整されています。
その機能の一つが体温です。
例えば、寒い時にぶるぶると震えるのは身体を温めようと筋肉を動かす反応ですし、暑い時に汗をかくのは体温を下げて体を冷やそうとする反応で、これらはすべて自律神経の管理の下で出てくる現象です。
ですが、寒暖差が激しい環境に常に身を置いていると、自律神経がこの環境に適応しようと反応するため、自律神経が疲弊し、結果として体の疲労にもつながるのです。
この状態が続くと自律神経の乱れにつながり、結果として体調不良を起こしたり、風邪を引きやすくなったり、夜寝つきにくくなったりといった身体や心の不調へとつながる傾向にあるのです。

 寒暖差疲労の主な症状

主に次の5つの症状が、寒暖差疲労に該当します。
・ 肩こり、腰痛、頭痛
・ めまい、不眠
・ 食欲不振、便秘、下痢
・ イライラ、気分の変化
・ 冷え、むくみ

今年の冬は寒暖差疲労起こりやすい

寒暖差疲労は、短い時間で身体に寒暖差が生じることで起こります。

自律神経は、夏の間に汗をかくことで鍛えられますが、自粛生活が続いた今年は、室内に滞在することが多かったため、運動をしたり、外に出て汗をかく機会が少なく、自律神経を鍛えることが十分にできていません。
また、慣れない在宅ワークなどでストレスが多い生活をしているために、自律神経を調整する力も低下している恐れがあります。
自律神経のトレーニングができていない今年は、朝晩と日中の気温差や、室内と屋外の寒暖差を調整する能力が備わっていない可能性が高く、寒暖差疲労が起こりやすい状態です。

寒暖差疲労になりやすい方の特徴は、手足が冷え冷たく感じてしまう人、熱中症になったことのある人、普段の生活が不規則な人、お酒を週に2回以上飲み、飲む量が多い人、常にストレスや心配事を抱えている人です。
特に、手足が冷たく感じる人、熱中症になったことのある人は体質的に寒暖差疲労になりやすい方ですので、普段の生活から意識して寒暖差疲労をため込まないようにしましょう。
また、季節の変わり目に毎年体調を崩す人も寒暖差疲労がたまったことによって体調を崩しているということにもつながるため、寒暖差に弱い傾向にあることが考えられます。

寒暖差疲労をためないために

*生活習慣を整える
3食バランスのとれた食事を摂取するようにし、できれば温かいものを摂取する
冷たい飲みのもやアイスなどは内臓から冷えてしまうのでなるべく控える
豚肉や大豆といったビタミンB1は疲労回復へ効果的なので積極的に摂取する

*軽い運動
ストレッチや散歩などの軽い運動を取り入れ血液の循環を良くする

*体を温める
最も効果的なのが入浴で、38~40度のぬるめのお湯に約10分浸かる
入浴は自律神経を整えることに加えて睡眠障害の改善にもつながることが考えられています。

手首、足首、首の3首を温める
⇒皮膚が薄く温まりやすい場所であり、温まった血液が効率的に全身へ回る。
外出時にこれらの首をしっかり保温するようにしましょう。
また、入浴を毎日することが難しいという場合でも手浴や足浴、温タオルを首に当てるなどの部分浴でこの3首を温められるとよいでしょう。

*マッサージや整体などの外的刺激により、リラックスや血行促進効果を求めるのもよいですね。

以上を日常的に取り入れ、気温や室温に順応できる身体づくりをし、脱・寒暖差疲労を目指しましょう!

平塚市エリアに縁があり、お体の痛み、不調に悩まれている方、ぜひ一度当院までお問い合わせください。

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