昆布の力

- update更新日 : 2021年08月13日
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夏場は汗を大量にかきやすく、水分以外にも失われたナトリウム、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルの補給も必要です。

これらは体の組織を作ったり、調子を整えたりする大切な栄養素で、昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍、カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍も含まれています。

昆布は低カロリーなうえ、食物繊維が豊富でアンチエイジングには欠かせない食材です。
夏場のミネラル補給は勿論、抗メタボ、抗酸化成分もあり、現代人の健康を支えてくれるさまざまな効果があります!

1、食物繊維

昆布は約3割が食物繊維でできています。
しかも加熱した時に出てくるネバネバの成分は、野菜ではなかなかとれない水溶性食物繊維である「アルギン酸」や「フコダイン」です。
これらの水溶性食物繊維には、脂質の吸収を抑えてコレステロールや中性脂肪をたまりにくくする作用があります。
沖縄の伝統食に脂の多い豚肉と昆布を一緒に煮たものがありますが、これは絶妙な組み合わせなのです。
他にも腸内環境を整えて免疫力を上げる作用が期待できます。

2、色素成分

色素成分の「フコキサンチン」は抗酸化成分であると同時に「食べた脂肪をたまりにくくし、たまってる脂肪を燃やすという二つの作用で、体脂肪を減らしてくれる」。
さらに、血糖値上昇の原因となる、脂肪細胞からの炎症性物質の分泌も抑えてくれます。

3、うまみ成分

うまみのもととなるアミノ酸、「グルタミン酸」をたっぷり含み、だしを利かせることで塩分控えめでもおいしく感じられ、減塩ができます。

胃にもグルタミン酸のセンサーがあり、グルタミン酸の刺激により胃の動きがよくなります。
これが胃もたれを防ぐと同時に食後の満足感が得られ、過食を抑えます。

昆布摂取の適正量

甲状腺ホルモンを作るのに必要なヨウ素は、昆布をはじめとする海藻類にたっぷり含まれてます。
とり過ぎによる甲状腺への影響の心配ですが、余分なヨウ素は甲状腺へ運ばれないようにする体の仕組みがあるそうです。
甲状腺に何らかのトラブルがある人は要注意ですが、健康な人であれば常識を外れる過剰摂取でなければ心配はないそうです。

昆布は肥満、糖尿病、高血圧という生活習慣病予防におおいに期待できる食材です!
日々の食生活にとり入れたいですね^_^

残暑が続いておりますが、お体の痛み、不調に悩まれている方、気軽に当院までお問い合わせください。

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